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2週間どうも有難うございました。憧れのパリで、フランスのパンとお菓子を現場で勉強する事が出来、満足です。このような形で長年の夢を実現する機会を与えてくださったYBIの皆様に感謝致します。歳も40前、スウェーデンに家族を残し、(満6歳の長男、満一歳の長女を寛大な夫に託し)休職・育休中の今を狙っての思い切っての参加でしたが、本当に行ってよかった。
滞在中は、オーナーの芳美さん&ロドルフご夫妻宅にお世話になり、帰宅すると生後6ヶ月のお嬢さんの笑顔、マダムの芳美さんが振舞われた美味しいアペリティフや手料理、ご夫婦との楽しい会話で一日の疲れを癒す贅沢な毎日。勿論、2週間という短い期間に私の場合Boulangerieを中心にViennoiserie, Deli/Sandwitch, Patisserieと幅広く飛び入りし研修させて頂いたので、それは毎日が全力投球でした。元々職人としての経歴も短く、各分野に広く浅くでしたので、研修中はその事を判っていながらも、自分の腕の不安定さにそれなりに悩み、これまでの、そしてこれからの重圧(店を持つ上で、私の場合は先の店舗で仕事と家庭のバランスが崩れましたので)も重なり、現場で一回、芳美さん宅で一回、涙を見せてご迷惑お掛けしました。皆さんの的確なご指導とフォローや励ましのお陰で、全般的には楽しく笑顔で、充実しながら現場馴れもして、私なりに最後納得のいく形で研修を終える事が出来、とても嬉しく思っています。
特にハード系パンは自分にとって一番難しかった部門ですが、得る物もそれだけに多かったです。
現場の皆さんは賑やかで、人懐こく接して下さり、どの研修生も平等に受け入れ、仕事あがりには同僚のようにパブでの一杯にも誘ってくれました。フランス語しか話さないけれど、身振り手振りに冗談で英単語を使い笑いをとりつつ接してくれた年輩の職人さん達に愛想のよい売り娘さん達、ロンドンで修業経験もあり英語でコミュニケーションをとりながら作業を教えてくれた若手の素晴らしい職人さん達、有望な日本人の職人勢に各国からの研修生と、大所帯のLandemaine店。毎日大量の生産・販売量ですが、有能なオーナー御夫妻の元、毎週日曜のまかないも和気藹々とした雰囲気で、大変いい組織が存在していました。これからStockholmに開こうと思っている自分の所は小規模ですが、ここのように、いい職人さんとスタッフ達に恵まれ、彼らが気に入って働きに来てくれる場所が作れれば、そして何よりも再びオーナーとなる自分達家族、自分自身が楽しんで運営していけるお店作りが出来れば理想です。久しぶりに独身のように自由な身分で一人・または他の研修生の方々と買い物やお散歩・お店巡りをしながらパリの街を満喫しました。単純に研修を通してだけでなく、ステイ先や番外の活動にても、フランスという国の、人や言語・文化が、皆さんのお陰で何だかとても近くなった気がして、今後の繋がりも財産です。
東京の新川様、問い合わせから実施までお手配どうも有難うございました。ロドさん、凄い方なのに、いつも緊張をほぐす笑いどうも有難う!そして芳美さ~ん!!修羅場も沢山通り抜け4児を育て人生をめいっぱい生きる多才なスーパーウーマンの方。先輩女性として母として、マダムとして、一職人、ビジネス人として、人間として皆のお手本になりこれからもロドさんと二人、その度量/手腕と優しさで各地で皆さんを率いて行って下さい。以下失礼ですが、先に頂いた芳美さんからの激励の言葉、引用させて頂きます。他の女性職人やオーナーさん達の将来の道標に!?
お互いに、頑張るママです。子供は見ています。自信を持って、懸命に生きたい。私は唯一、4人の子供達に見せてやれる私の背中です。「生きる」という事を教える事、これが親の役割だと、私は思います。だから、子供に手を掛けてやれないこと、側に居てやれないことを悲しいと思うのは止めたんです。親として出来ることって、側にいることだけではないと、そう教えてくれた友人のお陰です。佳子さんも、生きるためにパパとママは頑張っているんだよ、それでいいと思うよ。
大きなお腹で働きながら産み、製造に追われろくに抱くことも出来ず成長してた娘、幼稚園後うちに帰れず両親の店じまいを待ちくたびれて妹と共に眠る息子の姿…繁盛期の夏休み、子守から逃がれママに抱きつく息子を叱りつけ厨房から追い出す日々。職人の集まらない田舎での商売ももう嫌だと思いました。オーナーなら当然、男親なら当たり前、働く親なら当たり前の事ですが。
でも今日息子が言いました。「僕はパパママのお手伝いでお掃除したり(現地の)チョコ菓子を作るのも上手だったから、早く次のお店作って、楽しみにしてるよ」。夫婦二人三脚で頑張る醍醐味、店の商品を我が物顔でつまむ息子、店の子達に交互に抱かれマスコットみたいに愛された娘、日本とこちらの両親の協力、店に通ってくれるお客様とスタッフ達、皆のお陰で店を持てる有り難味とか一家総勢でお店を回す楽しさとかを忘れかけていた私でした。芳美さんが体をはって当たり前に見せて気付かせてくれたもの、教えてくれた事、大事にします。周囲が喜び又やる気になってきていた次のお店の開店を、今は家族のプロジェクトとして楽しみつつ準備中です。無事、開店した際には遊びに来て下さい。日本や仏では食したり体験できない現地の物も発見なさりに。
皆様お身体大切に。パリの皆さん、芳美さんを通して縁の出来た方々のご活躍をお祈り致します。
今後共お付き合いどうぞ宜しくお願い致しますね!! 本当に有難うございました。
アルヴィッドソン・井上 佳子

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